2014年11月08日 - 中央区の税理士による起業開業を応援するブログ
FC2ブログ

税金よもやま話

昔から、課税側と納税者側の攻防はあるものでして、今回は過去のおもしろい税金の話をご紹介したいと思います。

●京都の間口税

重要伝統的建造物保存地区の京都の町家は二階建ての間口3間ベンガラ格子の美しい町並みを形作っています。3間とは、5.4メートルです。

この間口の長さには理由があって、江戸時代、将軍家光の税金政策において、京都では間口3間あたり一軒分の家屋税を払うことになっていたので、京都の町家の95%は間口が3間だったそうです。

ただし、奥行きにはお構いなしだったので、間口の8倍程度の奥行きが普通だったそうです。「うなぎの寝床」と異名をとるのもうなづけます。

●トイレ税

「市民はすべて街頭の有料トイレを使うべし、使用しない者には罰金を課す」との布告をしたのはローマ皇帝ヴェスパジアヌスです。暴君ネロの後の内乱を治めて皇帝になり、あの円形闘技場コロセウムを作った人です。

トイレ税は西暦70年頃、財政再建の切り札として出現し、破産同然だったローマ帝国を再生させた珍税です。

評判はすこぶる悪かったようで、歴史家のスエトニウスは「彼は不正に取得したものを、最も不正に取得したものを、最も正しく使った」と評論しています。

今でも、ヨーロッパの古都には有料トイレが多く、ローマっ子はそれをヴェスパンジアヌスと呼んでいるそうです。

しかし、これに関しては実は衛生環境にも配慮した政策であったのではないかと私は思いました、当時のローマには既に一部下水道が整備されていたようで、当然、有料のトイレもそこに繋がっていたと考えられるからです。

三田潤一税理士事務所
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村
応援よろしくお願いいたします。
スポンサーサイト



テーマ:がんばるあなたを応援します! - ジャンル:ビジネス