税理士の脱税 - 中央区の税理士による起業開業を応援するブログ
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税理士の脱税

10年ほど前になりますが、世間を騒がせた脱税事件の中に元国税局長税理士の巨額脱税事件がありました。

札幌国税局長などを務めた浜田常吉税理士が東京国税局の強制捜査を受け、1997年からの4年間に総額7億3000万円の所得を隠して、2億5000万円を脱税していたという事件です。

浜田税理士は、元国税局長という自分の立場から、自分に調査が及ぶとは思っていなかったようです。

脱税の手法も実に単純で、単に自分の収入を申告していないというだけで、税務署に見つからないための方策は何もしていなかったとのことです。

また、なぜ元国税局出身の税理士がこれほど稼ぐことができるかというと、つい最近までの話ですが、国税局を退職した国税OBの税理士には国税局が顧問企業を斡旋してたので、その所得は相当な額になるという理由があります。

しかし、このような国税に係わってきた人間が最低限の納税倫理を持たないことに、驚くととも、憤りを感じます。

この人は、おそらく国税の仕事に就いてきた経験から通常とは違う価値観を学んでしまったのではないでしょうか。「税金は払うべきでない」という、税務職員として、また税理士としてもっとも考えてはならない事を。

脱税は、お金のために、自分の社会的な信頼や人格までおとしめることになります。

税金を払っても無駄に使われるだけという方もいますが、日本で生きている以上税金による恩恵を絶対に受けているはずです。治安や教育、医療、インフラの整備など私たちが生活していく上で必要なものに税金は使われています。

もしも、脱税の誘惑に駆られた時は、自分の払う税金で多くの人の役に立っていることを意識してみたらどうでしょうか。そして税金を払っていることに誇りを持ってください。

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