ホワイトカラー・エグゼンプション - 中央区の税理士による起業開業を応援するブログ
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ホワイトカラー・エグゼンプション

ホワイトカラーとは、主に事務職などに従事している労働者を指していいます。これに対して、肉体労働者をブルーカラーと言います。

ホワイトカラー・エグゼンプションとは、そのような事務職の内、一定の労働者を対象に、労働基準法で定められた労働時間の規制(労働基準法は労働時間の上限を1日8時間、週40時間と定めている)の適用を除外(エグゼンプション)する制度をいいます。

働き方の多様化によって、給与は時間ではなく成果に応じて決めるべきという考え方から、政府の産業協議会などで制度の導入に向けた話し合いが本格化しています。

多くの企業では勤務時間内に終わらない作業に対して残業代を支払っています。そのため、中には残業代のために仕事を効率的に行わない従業員もでてきます。

しかし、本来ならば短い時間で多くの仕事を行える人が評価されるべきであり、長時間会社に残って仕事をしていれば給与が上がるというのは、経営者の立場から見れば不合理です。

アメリカでは既にこの制度を導入しており、会社で部門を管理する管理職、財務や品質管理といった部門で重要事項を判断する運営職、法律や医学の知識を持った専門職の3つを対象としています。

日本では高収入(年収1000万円超)の専門職に限る方向で、2015年度通常国会には関連法案を提出する考えです。

ただし、今、すでに問題になっているように企業が従業員に名ばかりの管理職という役職を与えて残業代を払わないという、ホワイトカラー・エグゼンプションを悪用した給与体系も見られるため、制度を適用する際には労働基準監督署によるチェック体制も重要な課題であります。

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