理解されていない消費税 - 中央区の税理士による起業開業を応援するブログ
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理解されていない消費税

税金の中で最も滞納額の多い税金は消費税です。平成25年の国税庁の発表では所得税、法人税、相続税等の滞納額の半分以上を消費税の滞納額が占めています。

消費税はいわゆる間接税ですので、負担する人と納める人が違います。所得税や法人税ですと負担する人と納める人が同一であるため解りやすいのですが、消費税などの間接税はいまいち理解されていないような気がします。

消費税を負担するのは、最終的な消費者です。

なので、商店などのお店は売上に係る消費税を預かり金としてとっておいて納めることになります。

つまり、本来100円の商品を108円で売っているので8円という消費税分はお店が国に納めるためにとっておかなくてはならないのです。

しかし、この基本的な理解が無いのか、または資金繰りが厳しいなどの理由で申告の時になって納めるお金が無いという事態が起こっています。

儲かっていないのになぜ消費税を払わなくてはならないのか?と聞かれることもありますが、上記の基本的な理解があれば当然のことではないでしょうか。

消費税の部分は他人のお金なのです。消費者から預かった国へ納めるための税金を使いこんでいいはずがありません。

とはいえ、消費税をうまく価額に転嫁できないという事情も多くあるようです。消費税法上は違法ですが、仕入先の価格を抑えるために消費税分の値上げをさせない元請け先があると、消費税のシステムに歪みが生じてしまいます。

また、価格競争の中でどうしても消費税分の値上げに踏み切れないという事情もあるかも知れません。

これらの問題点を解消しなければ、消費税率が上がるほど中小事業者への負担が大きくなるのではないでしょうか。

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